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2007年5月13日 (日)

見た目を裏切る!隠し味の旨み

Dvc00026_1  トマトと豚肉のお椀

1.カツオと昆布のだしに濃口醤油、みりん、塩、しょっつるで味をつける

2.皮むきして種をとったトマトを1センチ角にきる。万能葱を小口切りにする

3.豚肉の薄切り(アブラの少ない部位)を適当な大きさに切る

4.3を1にいれ、あくを取る

5.2.のトマトを4に入れてトマトが温まったら溶き卵を流して、2.の葱を散らす

ヅケ丼

1.味醂を沸騰させ、火をまわし、火が消えたところで濃口醤油を入れて火を止める

2.ボウルに卵黄をいれ、1.を混ぜ込み一晩置く

3.マグロの赤身を適当な大きさに切り、2.に2時間~4時間漬込みヅケを作る

4.酢飯にゴマを振って、3.のヅケ、わさび、海苔をのせる

感想

むー!えー、ビックリ。この見た目と味のギャップはすごい。

単なるヅケ丼とトマトと卵のスープと思ったら大間違い。

お椀を啜ると、くっきりとした鰹節の香り・・・そこにまろやかさを加える豚肉の油、奥行きを出すしょっつる!スープと一緒に口に入ってくるチュルリとしたトマトは鰹出汁の高貴な酸味を引き立てて山の山頂へ登っていく感じ。

ヅケは玄米とゴマの入った酢飯を一緒にお箸に乗っかるだけたっぷりと口に入れると、もう!モグモグ・・・しあわせ。舌だけでなくほっぺでも美味しさを味わえる。昨日、夜遅くにスーパーで買った半額220円のマグロがトロの旨みになってる!マグロも酢飯もちょっぴり甘目が後を引く。ご飯のこの、ふんわりとふくらむようなまろやかさはナニ!?と夫に聞くと、、、なんと卵黄!!!と。ヅケのたれに卵黄を入れていたそうな。へー。へー。へー。

後書き

いたく感動している私に珍しく夫が一言。

「将来的には、旅館の叔父さん(私の叔父で旅館を商っている)に食べてもらえるようなものを選んでいきたいんだ。糖尿病でも年配でも低カロリーで旨みのしっかりあるものを」。

「でも、美味しいと思ってもらえるのはその人の、コンデションを知って、なるべく合うように考えてるだけだから、他の人が食べても美味しいとは限らないよ」。

と。感涙&反省。日々の食事作りで私はそこまで考えられているかしら・・・

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