« APPIスキー王国!再び!? | トップページ | 深夜食堂から »

2009年12月 4日 (金)

独断レビューそのⅠ@ライフスタイルフォーラム2009

新宿御苑にて毎年開かれるライフスタイルフォーラム。

屋外で風や太陽や匂いや時には雨も感じながら、地球と共生するくらしかたを思う。

NPO/NGO・企業・行政がみんな一緒になってざっくばらんに話す機会がそこここにあり

お互いの垣根をあまり感じずに話ができる場だ。

今年は、二つのフォーラムに関わることができた。

「MAKE the RULE トークショー 地球温暖化対策とCOP15」では

国立環境研究所の江守正多さんが最新の研究などをお話しくださった。

地球シュミレーターにも携わる江守さんだが、現在計算中の最新の予測も

これまで出ている地球温暖化のシナリオと大きく変わらないだろうということだった。

これまでよりマスがぐっと小さくなることで、より局地的な予想が可能になるようだ。

世界の第一線の科学者でありとても謙虚な江守さんは、慎重な姿勢のまま大変わかりやすく、そして興味深くお話しくださった。

その中で地球の温暖化を止めるには二酸化炭素をどれくらい削減したらよいのか、という問いでは、「最終的にはまったく二酸化炭素を出さない暮らし」という言葉があった。

思いもよらないことだった。

何%削減うんぬんではなく、限りなく100%に近い削減をいつか人類は 成し遂げることができるのだろうか。

今は想像も出来ないけれど、そう言われてみると

案外、可能かもしれないという気持ちになった。

なぜなら、そこに気がつくことができたから。

ふと、こんなことが頭をよぎった。

人類はもう行きつくところの発展を一旦遂げているのではないだろうか。

0から1が産まれるような発明はなくて、今あるところがどんどん改良されて

どんどん便利になることはあるのだろうけど。

昨今はお金の価値だけが、成功の指標ではないという考えがかなり

実感を持って広がっているように思う。

とはいえ、経済を回す必要があるなら目の前にそのためのビックバンがあるのではないだろうか。

それが、「二酸化炭素を出さない暮らし」だということを

みんな気がついているのではないか。

そのためのエネルギーや技術が次に起こる2回目の産業革命ではないか。

一度目の産業革命は二酸化炭素を出す発展、

二度目の産業革命は二酸化炭素を出さない発展。

そんな言葉が歴史の教科書に載る日が来たりして。。

そのための力強い一歩がMAKE the RULEなのだ。

|

« APPIスキー王国!再び!? | トップページ | 深夜食堂から »

コメント

櫻田さん
ライフスタイルフォーラムでは大変お世話になりました。
COP15が膠着してる合間にブログ拝見させていただいてます。

炭素を全く出さない社会という江守さんのお話し、うーむ重いですよね。

こちらコペンハーゲンのCOP15での森林保全に関するサイドイベント(セミナー)では、「『低炭素社会』から、『高炭素蓄積社会(High carbon stock society)へ移行する必要がある』という話があり、なるほどなと思っていたところです。
もちろん、「低炭素」という「フロー」の部分を下げることは重要ですが、森林、さらには生物多様性や生態系サービスの保全にもつながる「ストック」の部分も重要ですよね。

COP15、いったいどういう結末になるのでしょうね。心配です。
コペンハーゲンより
(正確には、今日からNGOの入場が制限されてしまったので、ホテルのあるスウェーデン型のマルモより)

投稿: ひびやすし | 2009年12月18日 (金) 01時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 独断レビューそのⅠ@ライフスタイルフォーラム2009:

« APPIスキー王国!再び!? | トップページ | 深夜食堂から »