ウメサオタダオ
科学未来館で行われている
梅棹忠夫展。
体験からの知。
丁寧さの積み上げによる偉業。
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野蒜築港跡を、取材したことがあった。
宮城県の野蒜である。
野蒜に大きな港が出来ていたら、地域性も変わっていただろうと、思ったことを覚えている。
今回、行ったのは熊本県の三角西築港だ。
取材当時は、チッコウとは聞き慣れない言葉だなぁと思った。築港と書く。
明治時代、近代日本のインフラとして宮城県の野蒜築港と福井県の三国築港と熊本県の三角西築港が整備された。
現在もその姿を残すのは、写真の三角西築港のみだそうだ。
ドラマ『坂の上の雲』のロケ地にもなっている。
天然の海の要塞のようにも思われる地形。
周りは、高さのある島や山。狭い水路となる島々の間。
敵に見つかりにくく、敵が入ってくればよく見え攻撃もしやすいと考えたのだろうか。
しかしながら、近代日本の三大築港はどれも現在はその役割を終えている。なぜ、港として活用されなかったのだろうか。そこに生まれた期待はどんなものだったのだろうか。
一抹の寂しさを覚えながらも、この美しい景観が、汚れずに残ったことをお弁当を食べながらかみ締めた。
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その昔、朝鮮半島から最初に仏教がもたらされたという長野の善光寺。
今の建造物は1700年頃のもので本堂は国宝だそうです。
ここには、暗黒の世界が…。
お寺の地下に、なんとあの世に通じる扉が…。
「お戒壇めぐり」と言って、ご本尊の瑠璃壇下の真っ暗な回廊を通り「極楽の錠前」を探り当てて秘仏のご本尊と結縁する道場だそうです。
これが怖いのなんのって。本当に真っ暗真っ黒なんです。目をつぶっている状態。壁を伝わって歩くのですが、前の人の声が頼りです。時々、前の人の髪の毛が鼻に入るほど真っ暗です。目が頼りにならないというのはあれほど恐怖感があるのですね。10分ほど手探りだったでしょうか。
状況が分かっているから耐えられたものの、人間はあの闇の中で何が出来るというのでしょう。
まさに、道場です。
今まで行ったどんなお化け屋敷より恐怖でした。
謙虚になれ、と言う教えでしょうか。
この感覚で昔から、人心を統制していたのでしょうか。
一度、お試しあれ。
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上野の国立博物館です。
先日、九州の国立博物館に行き、凄い!とびっくりしたのでせっかく近くに本家本元があるのだからとじっくり見てきました。
上野の国立博物館は本館・東洋館・表慶館・平成館・法隆寺宝物館から出来ており丁寧に見ると丸1日かかります。今話題の巨匠対決は平成館でやっています。
こちらは今までつかみどころのなかった日本美術の流れが見えてきて初心者の私にもありがたかったです。他の館もとても見応えがあって、特に法隆寺宝物館は全てが重要文化財か国宝!!国の宝!ですよ〜。
ほぇ〜。仏像がほとんどで7世紀飛鳥時代のものが多かったように思います。
古いものと言えば東洋館の紀元前2000年の数々の展示物。4000年前です。
考古学や歴史はまったくわかりませんが、そんな私でも簡単にタイムスリップ出来ました。(●^ー^●)
日によっては夜8時までやっているようです。
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